プロフィール

Xavier Hertzグザヴィエ・エルツ

フランス北東部ナンシーの生まれ。古美術の世界で働く両親のもと、芸術的な環境に育つ。 4歳の時に初めてのピアノのレッスンを受け、彼の絶対音感に注目した先生の勧めで、コンセルヴァトワールにてヴァイオリンを習い始める。
12歳でソルフェージュの金メダルを、 それに続きヴァイオリンと室内楽でも一等を受賞する。その際にパリのJean-François Raffin工房で購入した弓が大活躍をしたが、この時のJean-François Raffin(J.F.ラファン)氏との出会いが後にグザヴィエをフランスの弓職人の世界へと目覚めさせる大きなきっかけとなった。

楽器作りとオールドの弦楽器のとりこでもあったグザヴィエは、その後クレモナへと旅立ち、 国立国際弦楽器製作学校で5年間、Lorenzo Marchi(L.マルキ)氏のもとで学ぶ。

L. マルキ先生
どんな作業をしている時でも、マルキ先生の非凡な芸術的センスは、常に私のインスピレーションの源となっています。

J.-F. ラファン氏(右)
鑑定に関して質問をする度に、僕の目から、鱗が何枚も落ちます!

2004年に同校を卒業した後、弓の修理を学ぶため、さらにイタリアに留まる。

この間、様々な専門書に目を通し、シンポジウムや競売に参加し、歴史的価値のある楽器を数多く観察したことで楽器を見極める基礎を体得する。

2006年、かねてから望んでいた“日本に住み、仕事をする”という夢を実現させ、東京の宮地楽器で職人として働き始める。その後もパリのAtelier Raffin工房での研修や、笹野光昭氏による講習会(東京と大阪にて)に参加し、研鑽を積む。

笹野光昭氏
笹野さんの2日間のレッスンは、何年間分の勉強にも勝る。

2012年秋に独立し、Atelier Français Tokyo(アトリエ・フランセ・トウキョウ)を開く。

Dizionario dei Liutai
Violinmakers ‘500 – ‘800, Cremona,
Giramondo Libri s.n.c, 2007

卒業論文が2007年に出版されました。

Cremona 1730-1750
nell’Olimpo della liuteria, Cremona,
Consorzio Liutai Antonio Stradivari
Cremona, 2008, p.235

アメリカの知人に頼まれて、
珍しいGuarneri del Gesù の分析をして、
貴重な展覧会のカタログに貢献しました。

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